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ネイリスト技能検定3級合格率や難易度は?一発合格の為の試験内容と対策

ネイリストを目指すには、資格取得がその第一歩となります。

中でも最初に取得しておきたいのがネイリスト検定3級です。

ネイリスト技能検定は、公益財団法人「日本ネイリスト検定試験センター」が主催する、「正しいネイリストの技術や知識の向上」を目的とした検定試験です。

3級はもっとも難易度が低い級で、プロを目指す人はもちろん、趣味でネイルを楽しみたい人にもおすすめの資格となっています。

この記事では、ネイリスト検定3級についての詳しい情報と合格率、練習方法などについて詳しくまとめています。

ネイリスト検定3級の受験を考えている人は、ぜひ参考にしてください。

目次

ネイリスト技能検定3級とは?

ネイリスト技能試験は一級から三級まであり、公益財団法人日本ネイリスト検定センター(JNEC)が認定している、正しい技術と知識の向上を目指す資格試験です。

その中で3級は、ネイリストを目指したい方が初めに受ける試験です。

ネイルについての基礎知識が試される試験となっていて、飛び級ができません。2級や1級を目指している方は、必ず取得しなくてはならない資格です。

これまでに約90万5000人の受験者実績があり、年4回試験日があるので比較的チャンスが多い試験です。

ネイリスト検定3級は義務教育終了していれば、誰でも受験をすることができる資格で、比較的簡単に取得をすることができます。

ネイリスト検定3級の合格率

年度により多少ばらつきはありますが、数年間は90%前後の合格率があります。

対象受験者数合格者数合格率
2022年23,235人21,021人90.5%
2021年20,299人17,861人88%
2019年19,093人17,411人91.2%
2018年19,509人17,818人91.3%

ネイリスト技能検定2級以上の試験の場合、合格率がガクッと下がってきます。

ネイリスト検定3級の試験内容

ネイリスト検定3級は事前審査と実技試験と筆記試験の3つに分かれます。

事前審査

10分間の中でテーブルセッティングや消毒の管理モデルの爪の状態などが評価されます。

実技試験

65分間の時間制限があり、一つ一つの工程にも制限時間が定められています。

時間を越してしまうと失格の対象となります。

実技試験の流れ
  1. 手指消毒
  2. ファイリング
  3. クリーンナップ
  4. ポリッシュカラーリング
  5. アート
  6. トップコート
  7. 見直し

こちらが、大まかな工程と内訳です。

実技試験は50点満点で採点が行われ、合格のラインは35点以上です。

筆記試験

マークシート形式で行われる筆記試験は30分の所要時間で行われます。

100点満点中85点以上で合格となります。

  • 衛生と消毒
  • 爪の構造(皮膚科学)
  • 爪の病気とトラブル
  • ネイルケアの手順

などから出題されることが多く、年度により大きな変化はあまりないので、過去問題集などを活用するのが良いでしょう。

3つの試験で全て合格すると、ネイリスト検定3級を取得することができます。

ネイリスト検定3級は初心者でも取れる?

ネイリスト技能検定3級の場合には、比較的初心者でも資格取得がしやすいです。

ネイルが完全に初心者という方が独学で合格することは簡単ではありませんが、初心者でも取得することは可能です。

中には初心者でネイリスト検定3級を受験し合格している方もいます。

知識が何もないところから始めるのであれば、通信講座や通学で基礎を学んでから取得することがオススメです。

ネイリスト検定3級の一発合格を目指す!独学orスクール通学or通信?

ネイリスト検定3級を取得するのに学ぶ場としては、独学かスクールに通学するか、通信で学ぶかといった方法があります。

独学で受験する場合に合格できる可能性はありますが、勝手が分からなかったり、時間配分や道具の選定や準備といった不明点が多いでしょう。

減点や失格となってしまう対象となるポイントが多く、ネイリスト検定3級取得後2級以上の取得を目指す場合には、独学で勉強するより、スクールに通学したり、通信で学んだ方が良いです。

通信講座で学ぶ場合には、ある程度知識をつけることができたり、技術を学ぶことができます。

ですが、スクールに通学するのとは違い自宅で勉強をしていくので、分からない点があったりすることも多いでしょう。

費用を抑えることはできますが、やはり二級以上の取得を目指す場合には、スクール通学がオススメなので、最初からスクール通学が良いかもしれません。

スクール通学の場合には、手厚いフォローがあったり、講師が直接指導してくれるので、疑問点などが解決しやすいです。

ですが、費用が多くかかってしまうというデメリットがあり、ネイリスト技能検定三級までは独学や通信で取得し、それ以上の資格を取得するには、スクール通学と言った方法を取ってる方もいるようです。

必ずしも、スクールや通信講座で学ばないと資格が取れないというわけではないので、自分に合った方法がおすすめです。

ネイリスト検定3級の受験前の注意点

ネイリスト検定3級を受験する前の注意点をいくつか説明していこうと思います。

注意点を抑えることで合格率を上げることができるので、参考にしてみてくださいね。

ネイリスト検定3級の注意点①減点されない試験対策が大切!

2級3級減点対象事項
受験票に貼る証明写真がスナップ写真やコピー、写真加工等の場合
モデルとして不適切な場合(爪及び爪周りの皮膚に疾患が認められる場合や14歳以下の場合)
テーブルセッティングに著しく不備があった場合(衛生的に処理されていない場合や、整理整頓されていない場合)
品名ラベルを必ず貼る用具、用材にラベルを貼っていない場合や、アルファベット表記の場合
ネイルニッパー(ニッパー類)を持参した場合にウェットステリライザーに入れていない場合
消毒が不適切と認められる場合(手指及び用具消毒)※欄外参照
私語の多い場合やマナーが悪い場合(受験生・モデルともに)、ゴミを持ち帰らない場合
手指へのダメージ(ファイル等で赤みを帯びる等)を与えた場合(受験生・モデルともに)
イクステンションとリペアを施した爪がナチュラルネイルの色と形に合わせて対応していない場合
カラーリング、フラットアートの仕上げにトップコートを塗布していない場合、艶が出ていない場合
イクステンション及びチップ&ラップのサンディングを行わない場合
カラーリングが指定色より薄すぎる場合、濃すぎる場合
2級後半試験を手指消毒から行わない場合
2級後半試験で前半試験と同じ工程を繰り返し行った場合
イクステンション(バーチャルを含む)とリペア(グルーオンを含む)を合わせて3本施している場合
事前にモデルの爪が明らかに手入れされている場合
事前のカラーポリッシュ塗布が手抜きである場合、事前のカラーポリッシュが指定色以外の場合
イクステンション、リペア以外のナチュラルネイルにウォッシャブルファイルを使用した場合
ブラシダウンを行わない場合
カラーリングの際、赤ポリッシュを1度塗りしかしていない場合

ネイリスト技能検定3級では減点方式が取られていくので、どれだけ減点が少ないかといった点がポイントとなってきます。

なので、満点を取ることを目指すよりも、点数を減らさないように技能試験を行っていきましょう。ネイリスト検定3級は10項目がチェックされ、各5点満点方となっています。

完成度により1点から5点の採点がされ38点以上で合格となります。

ネイリスト検定3級の注意点②失格対象をチェックする

2級3級失格対象事項
遅刻(事前審査開始迄にモデルと共に着席していない場合)
カンニング等の不正行為、禁止行為
事前審査や実技試験終了後に作品に手を触れたり、手を加えた場合(2級はインターバル中も含む)、実技試験におけるタイムオーバー
用具、用材を忘れた場合や事前審査開始後に貸し借りを行った場合、試験官の許可を得ず出し入れした場合
試験官の指示に従わない場合(受験生・モデルともに)
手指への出血を伴う損傷を与えた場合(受験生・モデルともに)
使用を禁止している用具、用材等をセッティングした場合
モデルが試験会場において受験生にアドバイスや手助けを行った場合や午前・午後のモデルが同一の場合
用具、消毒剤を入れたウェットステリライザーを用意していない場合※必ず入れる用具(ウッドスティック、ピンセット、キューティクルニッパー、メタルプッシャーを入れていない場合)
アート用にステッカー(アートシール)、ドットペン(マーブルツール)を使用した場合
ネイルアートの図案等を持ち込んだ場合(受験生自身の爪に試験のアートと同一のアートを施している場合を含む)
手指間違い
その他規定違反(2、3級についてはアートにエンボスor3Dアートを行った場合、アートを筆以外で描いた場合、事前にモデルの爪にアートが施されている場合等)
減点対象項目の事項が著しくひどい場合(減点項目が3項目以上ある場合や1項目の内容があまりにひどい場合)
カラーリングの際、カラーポリッシュを1度塗りしかしていない場合、2級で指定色以外を使用した場合
2級前半試験で後半試験の内容を行なった場合
メタルプッシャーを10本の爪に使用していない場合、プッシュバック・プッシュアップを10本全てに行っていない場合
イクステンション(バーチャルを含む)とリペア(グルーオンを含む)を合わせて4本以上施している場合
事前にカラーポリッシュをモデルの爪に塗布していない場合
キューティクルニッパーを10本の爪に使用していない場合やウォーターネイルケアを行っていない場合
プッシュバック・プッシュアップを全く行っていない場合

ネイリスト検定3級では失格対象となる項目が17項目あります。せっかくの対象となってしまう行動を取ったり、失格対象の道具を持ち込んだりしてしまうと、それだけで失格となってしまいます。

ネイリスト検定2級になると失格対象となる項目が増えてきますが、まずは3級での失格対象をしっかりと押さえるようにしておきましょう。

受験者だけではなく、モデルも対象となってくるので、モデルも注意が必要です。

ネイリスト検定3級の実技採点・審査基準

実技採点・審査基準
  • 事前手入れ、テーブルセッティング&、消毒管理、モデルの爪の状態
  • ファイル・エメリーボードの扱い方
  • ラウンド 仕上がり
  • プッシャーの使用方法
  • ニッパーハンドリング
  • クリーンナップ仕上がり
  • カラー表面 色むら
  • カラー、ラインどり
  • ネイルアート
  • 全体の仕上がり

ネイリスト検定3級では上記の10項目を5点満点で採点していきます。

ここから減点方式で採点が行われるので、減点対象となる行動を取らないように心がけるのが良いです。

採点基準
  • 5点:良い。
  • 4点:合格するラインに達している。
  • 3点:合格に少し足りていない。
  • 2点:良くない。
  • 1点:悪い。

このような採点となっているので一項目あたり最低でも4点以上は取りたいですね。

ネイリスト検定3級一発合格の為の練習方法は?

ネイリスト検定3級を一発合格するための練習方法も解説をしていきます。

なるべく一度で合格できるように参考にしてみて下さい。

練習方法1.ネイルスクールが結局は近道

やはりネイルスクールに通うことが一番の近道です。

ネイルスクールによっては目的に応じたコースが用意されている場合があるので、短期的に集中して学ぶことができる、ネイルスクールを活用していくことがおすすめです。

練習方法2.本番を想定し時間を測る

ネイリスト検定3級の場合には実技試験でタイムオーバーをしてしまうと失格になってしまいます。

時間制限の中で必ず仕上げなくてはいけません。

そのため、制限時間内に必ず終わるように時間を計りながら練習をするのが良いでしょう。

また練習の時にそれぞれの工程にかける時間を決めておき、1~2分余裕を持たせて時間を決めておけば、仮に試験の時に遅れてしまっても、間に合いやすく落ち着いて取り組めます。

練習方法3.ネイルモデルを探し人の手で練習する

できる限りネイルモデルで練習をするのがいいです。

練習用のトレーニングハンドばっかりで練習してしまうと、人間の指とは違う部分も多く、試験日にうまくいかなくなってしまうことも考えられます。

ですが、モデルさんと毎回都合が合うわけでもないと思うので、モデルさんが確保できない場合には自分の手を使って練習するのも良いでしょう。

練習方法4.公式の問題集を何度も繰り返し解く

ネイリスト検定3級では実技試験だけではなく筆記試験もあります。

マークシート方式なので、比較的難易度は低いですが、問題集を使い、何度も繰り返し解いていくことで身についていきます。

ネイリスト検定3級の筆記試験問題はすべて基本的なことが出題されている傾向が多いです。

さらに毎年出題される傾向が変わらないので、公式の問題集を繰り返し解くのが良いでしょう。

ネイリスト検定では、実技試験対策を主に行う方が多いですが、筆記試験も重要なので必ず筆記試験の勉強も進めていきましょう。

練習方法5.学習計画をたて、実技の練習を繰り返す

最低でも試験日から逆算して2カ月前から練習を始めるのが良いです。

計画を立てて練習を進めていくことで、練習時間が足りないと言うことを防ぐことができます。

初めのうちは一通りの学習や練習をしていきましょう。

ある程度の学習や練習が終わった時点で苦手な分野を中心に練習を行っていくのが効果的です。

また、普段の練習はトレーニングハンドを行っても問題はありませんが、試験日より1ヶ月前あたりからは実際の人間の手で行うようにするのが良いです。

試験の時は人の手を使い施術を行うので、本番で自分の実力を最大限に発揮することができるようにするためにも、人間の手を使って練習を行うようにしましょう。

ネイリスト検定3級を一発合格する為のポイント

ネイリスト検定3級に合格するためには3つのポイントがあります。

  • ハンドモデル探し
  • より早く正確に時間内に
  • 道具の準備

まず1つ目は、ハンドモデル探しです。

ハンドモデルはかなり試験では重要となってきて、ハンドモデルが綺麗であれば、かなり美しく見えるのです。 

理想的なのは色白で指が真っ直ぐで、ピンクの部分が長い爪をしている方です。

そのため、ハンドモデル探しはかなり重要視されますがなかなかハンドモデルは探しにくいですよね。

自力で探したり、友達の友達といった多くの方をまた相手探している方も多いです。

それでも自力で探すのが難しいかもしれないと考えている方はハンドモデルを紹介してくれるスクールを選ぶのも一つの手だと思います。

2つ目は、より速く正確に時間内に、といった点です。

ネイリスト検定三級は時間内に美しく仕上げることができるかが重要視されます。

練習を始めたばかりの頃は技術の習得で精一杯で時間を気にすることがあまりありませんし、時間を気にする必要もありません。

ですが、ある程度技術を習得し、試験を視野に入れだしたら、タイマーを使い、どんどん時間を継続して施術をしていくようにしましょう。

最初は間に合わないことが多いですが、慣れてくるとどんどん早くなっていきます。

タイムを記録して、どんどん短い時間内で出来るよう練習して行きましょう。

3つ目は道具の準備です。

テーブルセッティングには規定がありますが、道具の配置や準備によりかなり時間短縮が可能なんです。

コットン容器にコットンをセッティングする時は、コットンの角を交互にずらして置いたりすることで取りやすくなり、時間のロスが減ります。

また、コットンスティックはあらかじめ作り、会場に持っていくことで時間の短縮ができます。

このような少しの準備で時間短縮ができる部分はどんどん行っていきましょう。

ネイリスト検定3級・実技試験の手順

①手指消毒(約1分)

まず手指消毒です。

消毒材をガーゼやコットンなどに染み込ませていき、擦式清拭していきます。この時に手に直接スプレーをすることは禁止事項となっているので注意していきましょう。

②長さカット(約2分)

認定モデルハンドを使用時には、スクエアの状態ですが、10本Rを作ると時間が足りなくなってしまう可能性があるので、カットした方がいいでしょう。

人で受験する場合は、この時間は不要と考えて構いません。

③ファイリング(約10分)

丁寧に1ストロークごとに止める感じで、ファイリングを行っていきます。

エメリーボードで往復がけはしないように注意しましょう、またバリ取りでバッファーを往復でかけるのもやめましょう。

④クリーンナップ(約17分)

プッシュアップを約7分、ニッパーを約10分の時間配分で行いましょう。

プッシャーの角度を注意し、動かす幅が細かくなりすぎないようにしましょう。

ニッパーを短く持ちすぎず下がりながら切っていきましょう。

⑤カラーリング(約16分)

赤のポリッシュを塗っていきます。

ベースコートに約5分、1回目の塗布に約6分、2回目の塗布に約5分程度の時間配分で行っていきましょう。

1度目の塗りでライン取りを行い2度目で表面の村を意識して塗っていきましょう。

⑥フラワーアート(約10分)

赤と白と黒を外して五色以上を使うように心がけましょう。

時間が少ないのでアートで埋める面積の方を気遣った方が良いです。

細い線もあることで、アートが上手く見えます。

⑦トップコート(約4分)

仕上げに表面に艶出しを行っていきます。

⑧見直し(約5分)

はみ出している場所を確認したり、修正不足を見直しし完成です。

 なるべく全ての行程を手早くかつ丁寧に行えるのが良いです。

各工程ごとに目安時間を記載したので、練習時にこの時間を目安に行えるといいですね。

また、2023年10月からは認定ハンドモデルの受験が可能になりました。

そのため、試験時間も70分から65分に変更になり、ポリッシュオフの工程がなくなりました。

内容が変更になっているので、再受験をする方は注意していきましょう。

ネイリスト検定3級は独学でも合格できる?

ネイリスト検定3級は、比較的易しい部類の資格となってくるので、独学でも合格できる可能性は高いです。

ですが、ネイルスクールに通ってプロの講師から教えてもらう方が近道です。

費用を抑えることができたり、ライフスタイルに合わせて勉強することができるのが、独学のメリットです。ですが、試験対策が不十分になってしまったり、直接教えてもらえる機会がなかったり、どこから勉強を始めていいか分からないといったデメリットもあります。

特に自己管理が得意な人がオススメで、逆に自己管理が苦手な人には向いてません。

また、ネイリスト検定2級以上の資格を取得する場合には難易度がかなり上がるので、どちらにしてもスクールに通ったり、通信講座などで学ぶ方が効率が良いです。

2級以上の資格を取得したいと考えている場合には、最初からスクールなどに通った方が良いかもしれません。

ネイリスト検定3級試験に必要な持ち物リストと使用禁止リスト

ネイリスト検定3級の試験には必要なものと使用を禁止されているものがあります。

特に使用禁止されている用具をセッティングしてしまうと、使用をしてない場合でも失格対象となってしまいます。

そのため、事前に必要なものと必要ではないものをチェックするのが良いでしょう。

持ち物リスト

  • 消毒剤
  • キューティクルリッパー
  • キューティクルリムーバー
  • コットン
  • メタルプッシャー
  • ダスト用ブラシ
  • ウェットステリライザー
  • 液体ソープ
  • ガーゼ
  • フィンガーボール
  • カラーポリッシュ
  • ベースコート
  • トップコート
  • ネイルブラシ
  • タオル
  • アームレスト
  • ペーパータオル
  • アート用品

これが持ち物となります。

中には品名ラベルが必要な場合があるので、品名ラベルを貼ります。品名ラベルがない場合減点の対象となってしまいます。

また、テーブルセッティングをする時に、キューティクルニッパーの刃先が浸る程度の消毒液をウェットステリライザーに入れます。

そこにキューティクルニッパー、メタルプッシャーウッドスティックピンセットを入れておかないと失格対象となってしまうので注意をしてください。

使用禁止リスト

  • ネイルマシーン
  • メタルプッシャー以外のキューティクルプッシャー
  • オイル類
  • アート用シール
  • ドットペン
  • 革製バッファ
  • 規定外の用具や用材

これらの使用は禁止されているので、持ち込まないように注意しましょう。

ネイリスト検定3級の試験時間・タイムスケジュール

時間内容
9:30開場
10:15~11:20実技試験(65分)
11:20~11:50実技審査(30分)
11:50~12:05筆記試験準備(道具の片付け準備も含む(15分))
12:05~12:35筆記試験(30分)
午後12:35終了

2023年秋期のタイムスケジュールとなります。

選択はできませんが、午前の部と午後の部に分かれています。

午後の部は、12:55開場で、終了時刻は16:00です。

ネイリスト検定3級一発合格するためのまとめ

比較的合格率の高いネイリスト検定3級ですが、些細なミスで失格や、原点となってしまうことも珍しくありません。

そのため一発合格するために試験対策はしっかりと行っていきましょう。

また、2023年秋期の試験からモデルハンドの使用が可能になりました。

JNEC認定のモデルハンドのみ使用が可能ですが、これにより実技試験ではポリッシュオフを行わないので、時間が短くなっています。

ネイリスト検定2級や1級でも使用が可能となっているので試験の内容や時間が多少変わっています。

モデル探しの負担軽減になりますが、注意事項も多いため、これから受験する方は事前に試験要項チェックしておきましょう。

独学でも資格取得は可能ですが、ネイルの基礎となってくる資格でもあるので、なるべくスクールや通信講座を受講し、しっかり学んでいくのが良いと思います。

ぜひ、参考にして一発合格を目指してみてくださいね。

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