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ネイリスト給料収入・平均年収・歩合%割合は?ネイリストはお金ないのか

ヒューマンアカデミーネイル通信講座たのまな
目次

ネイリスト給料収入手取り・平均年収安い?

同じネイリストという職業でも、働き方や経験によって収入や年収は変わってきます。

「ネイリストは収入が少ない」「給料が安い」「ネイリストはお金がない」と言われる事もありますが、実際のネイリストの平均年収や歩合に関しての調査結果をまとめたいと思います。

ネイリストという仕事は、美容系でも特に人気の高い夢のある職業ではありますがやはり生活の為には収入は大事です。

ネイリストの平均的な収入や年収を把握した上で、どうしたら稼げるネイリストになれるのか?
高収入のネイリストは年収を上げる為にどんな事をしているのか?

そんなヒントも掴んで頂けたらと思います。

ネイリストの平均的な収入(給料・年収)

働き方を問わず、ネイリストの平均月収の分布を表すと以下のグラフのイメージになります。
ネイリストの年収

一番多い層が、20万~30万円のところで、43%ほどになります。
次いで、30万~40万が約20%

ネイリストの働き方として一番多いのが、サロン勤務となりますので、
このグラフの20万~30万円という属性は、サロンに勤務する正社員の平均的な月収を表しているとも言えます。

また、全体の20%にあたる30万~40万円の属性は、サロン店長クラス(正社員)や独立開業などが多く含まれます。

10万円未満は、見習いやアルバイトの収入と考えられます。

それでは、ネイリストの職種によって、給料や年収はどれくらい違うのか
詳しく見て行きましょう。

サロン勤務ネイリストの給料収入手取り・年収

正社員雇用のネイリストの収入

サロン勤務社員の給料(月給)

経験や年齢によっても変わるため、年代別の平均的なネイリストの月収は以下が相場になります。

  • 20代 17~22万円
  • 30代 25~30万円
  • 40代 17~22万円

ネイルサロンによって基本給にプラスして売上や経験によって歩合給があるサロンもあります。(歩合給は基本正社員のみ)

ネイルサロンに就職をしたネイリストの初任給は、約17~19万円程になります。
額面で18万円の給料の場合、社会保険料や住民税、所得税を除くと、手取りで14.5万円程になる計算になります。

アルバイト雇用のネイリストの収入

サロンアルバイトの給料(時給・月給)

  • 時給800~1300円
  • 月収10万円前後

ネイルサロンでのアルバイトの場合は、都心部で時給800円~1300円程度が平均になります。
ネイリスト検定を持っていても、3級の場合はアルバイトからのスタートとなるケースが増えています。

時給1000円で1日7時間勤務、出勤20日間で計算すると
1000円×7時間×20日=14万円ほどになります。

ネイリストのアルバイトの場合は、20日間シフトに入れて貰えるとも限りません。
待遇が良くて14~15万程度の計算にはなりますが、現実のシフトを考慮すると10万円前後の相場と考えた方が良いでしょう。

ネイルサロン店長の給料収入手取り・年収

サロン店長の給料(月給・年収)

  • 給料35~50万円前後
  • 年収500万前後が相場

ネイルサロンの店長クラスになると収入は1ランク上がります。
都内のサロン勤務の店長クラスの収入は、だいたい給料35~50万円前後で、年収にしても平均で500万前後が相場と言えます。

ネイルサロンの店長になるには、ネイリスト検定1級を取得している事が普通になりつつあります。
将来的に店長クラスを目指す気持ちがあるのであれば、ネイリスト検定は1級までを取得しておくことをおすすめします。

サロンに勤務して、早い人だと2~3年ほどで店長に昇格するケースも多い様です。
そう考えると、店長を目指すのなら他のOLやサラリーマンと比べても悪くない収入と言えます。

ネイリストは収入が安い、ネイリストはお金がないと思われがちですが、
少なくとも美容師やその他のビューティー系の仕事に比べればネイリストの収入は決して安くはないのです。

トップネイリストの給料収入手取り・年収

トップネイリストの給料(月給・年収)

  • 給料35~50万円前後
  • 年収500万前後が相場

トップネイリストの収入は、サロン店長とだいたい同じ様なイメージになります。

もちろん、海外で活躍したり活動の幅や人気によっては1000万円以上稼ぐトップネイリストもいますが、相場という意味ではサロン店長と同程度になります。

開業しているトップネイリストとはいえ、個人で施術できる人数は決まって来るので、500万円を大きく超える年収を得るネイリストは少なくなります。

プライベート自宅サロンを独立開業したネイリストの収入

独立開業ネイリストの給料(月給・年収)
  • 給料15~50万円前後
  • 年収500万前後がアッパー

1000万円以上を目指すなら、1店舗では難しく、多店舗展開が必要。


独立しプライベートサロンを開業したネイリストの収入は、サロンの規模によるので平均年収を算出する基準が微妙ですが、
個人のサロンで1日に施術できるお客様の数と単価を考えると、年収500~600万くらいがアッパーになると言われています。

つまり、年収1000万以上を目指す場合は、多店舗展開をするなどして事業を拡大するなどの経営手腕が必要になります。

ネイル認定講師の収入

ネイル認定講師の給料(月給・年収)
  • 給料30~50万円前後
  • 年収350~600万前後が相場


ネイルスクールなどで講師をして収入を得る事も可能です。
ネイル講師の場合、認定講師資格を持っているかや、これまでの実績や人気により収入に大きな差があります。

ざっくり平均を取ると、ネイル講師の収入は約30万~40万前後と考えると大きな誤差はないでしょう。
認定講師や人気のあるネイリストの場合はもっと上振れして50万以上の収入を得るケースもあるようです。

認定講師をあえて取得しないでネイリストとして稼ぐケースもある!

認定講師となると、検定試験の度に試験官などで呼ばれる機会が増え時間が取られます。
もちろん試験官の仕事も給料は貰えますが、人気のトップネイリストの場合、ネイリストの仕事だけをしていた方が収入が多い場合があります。

難関の認定講師資格を取得しても収入が下がるのでは・・・という事から、年収の高い高収入ネイリストの中には、あえて認定講師を取得しない人もいます。

ネイリストの歩合の割合%の平均は?

ネイリストの歩合制度は、近年減ってきているようで、基本給のみの固定給が主流となってきています。
今も歩合のあるネイルサロンもありますが、歩合の割合%に関してはサロンによってもバラバラです。
利益の10%前後と考え、あとはサロンとの交渉で多少アップするケースもありますが、あくまで売り上げへの貢献度やスキルに準じ評価されます。

ネイリスト検定1級を取ると給料は上がる?

ネイリスト検定1級を取得者は、基本給が上がるサロンが多いようです。
やはり1級を持っているとお客様の安心感や信頼度も違います。当然ですが指名も多く入る様になるので、自然と収入も上がるという流れになります。

今、サロンではジェルネイルが主流となっていますが、スカルプの依頼もそれなりに多くあります。
1級を合格者はスカルプもできますので、ネイルサロンからも重宝されるわけです。

そういった理由からも、
ネイリスト検定1級に合格し、スカルプのスキルを身に付けたネイリストは基本給が上がりやすいのは当然ですよね。

ネイリストはお金がない?

ネイリストはお金がないと思われている様です。

ネイリストの働き方は、サロン勤務、サロン開業、出張ネイリスト、ブライダル、ネイル講師など様々なので、収入もネイリストによって差があります。

「ネイルサロン店長の給料収入手取り・年収」でも書きましたが、サロンの店長クラスになると、年収500万円以上稼ぐケースも普通にいます。

ネイルの資格を取得しておらず、アルバイト雇用のままの時給で働いている場合や、2級は持っているけど店長への昇格はできずに平社員のままのネイリストですと、十分な収入を得る事ができない可能性が高まります。

ネイリストがお金がないというよりも、ネイリストとしてどこを目指して、どんな働き方をするかで手取りの年収も大きく変わって来るというのが正しい捉え方になると思います。

ネイリストで1000万稼ぐには

ネイリストになって、いずれは年収1000万円以上稼ぎたい!
そういった前向きな夢を持って取り組む事はとても大切なことだと思います。

OLとして企業に就職しても女性の場合は特に年収1000万円以上稼ぐ事は難しいですし、どんなに頑張っても1000万円には届かないケースも多くあります。

しかし、ネイリストの場合は1000万円を稼ぐ事も簡単ではありませんが、現実的に成功者も多数いらっしゃます。

もし、ネイリストとして1000万円以上稼ぎたいなら、サロンの多店舗展開が必要になるでしょう。

プライベート自宅サロンを独立開業したネイリストの収入でも書きましたが、プライベートサロンの規模間の場合、
1日に施術できる回転率を考えると、アッパーが年収500万円程度と言われています。

つまり、1店舗だけのプライベートサロンでは500万で頭打ちになるという事です。

ですが、実績を出してサロンが人気店になったら、お店を2店舗、3店舗と増やして多店舗展開する事で、
1000万円以上の収入を得る事も可能にはなります。

ただ、多店舗展開にはリスクもあるので、必ずしもそこを目指すのが正しいのか?については、「ネイリストとしてどこを目指しているのか」によって変わってくると思います。

ネイリストとして1000万円を稼ぐというのは結果であって、まずは自分のネイリストとしての方向性やビジョンを明確にする事が大切かと思います。

ネイルサロンオーナーは儲かるの?

人気のサロンになれば、サロンのオーナーは当然儲かります。

昔から、「美容室のオーナーは儲かる」と言われてきました。
確かに人気の美容室のオーナーとなると、儲かった利益で別の事業を展開していらっしゃるケースが目立ちます。

ただ、美容室の場合は機械や洗面台など設備投資が必要になりますので、初期投資は結構かかります。

一方で、ネイルサロンの場合は、設備費用が少ない分リスクがスタート時の開業コストが少なくなります。

人気のネイルサロン店を目指して、サロンオーナーとして勝負する事で、大きく儲けられるチャンスは十分にあるのもネイルの特徴です。

それゆえ、ネイリストはライバルも当然多くなります。

サロンオーナーとして稼ぎたい!儲かりたい!という夢があるのであれば、ネイリスト検定の1級は必ず取得しておく事をおすめします。

ネイル業界というライバルが多い業界で勝ち抜く為にも、ネイル検定1級は武器として取得しておきましょう。

高収入の稼げるネイリストを目指すには

ネイリストの収入や年収についてみてきました。

サロンに勤務して間もない頃は、指名も少なく給料も安いところからのスタートとなるでしょう。
そこから高収入を稼げるネイリストを目指す為のステップについて最後に少し触れてみたいと思います。

サロン勤務のネイリストが高収入を稼ぐには

  • ネイリスト検定1級は取得する
  • ネイルのスキルを向上させる
  • 指名を増やす為には何をすれば良いのかを考える

従業員としてサロンに勤務している場合は、給料は基本給で支払われる事が基本です。
中には歩合もプラスされるサロンもあります。

店長クラスのトップネイリストになれば、給料も高収入に徐々に近づきますが、まずはそのためには自分のスキルを上げるしかありません。
そしてそのすべてが指名を増やす事につながります。

ネイルサロンの店長に昇格する為には、そのサロンの人気ネイリストになる必要があります。
つまり、指名を誰よりも貰える人気ネイリストになる事がサロン店長へ昇格する為の条件とも言えます。

ネイリスト検定1級を取得
ネイリストとしてのスキル向上
これらすべてはお客様からの指名を頂ける事に繋がって行きます。

サロン勤務のネイリストという立場での高収入という意味では限界はありますが、
サロンで指名を貰えないネイリストがプライベートサロンを開業してやっていける程甘いものでもありません。

サロンの中のトップネイリストはどうやって指名を増やせているのか?
自分との違いは何なのか?

こういった事を観察してみると、意外と多くの発見があるはずです。
お客様とのコミュニケーションスキルだったり、気配り、DMへの手書きのメッセージなど、意外と小さな気配りで大きな差を生む事が多くあるのです。

こういった気配りを身に付ける事も、いずれ開業してサロンオーナーとなり本当の意味で高収入を稼げるネイリストを目指す上でとても大切になります。
まずは、しっかりとお客様の信頼を得られるネイリストとしてのスキルを身に付けましょう。

サロン経営者として高収入を稼ぐために必要なこと

ネイリストとして

  • ネイリスト検定1級は取得する
  • ネイルのスキルを向上させる
  • 最新のネイルを研究する向上心と情報収集力を高める

経営者として

  • 集客の勉強をする
  • マーケティングの勉強をする
  • キャッシュフローの知識を増やす

人脈を増やす事を第一に考え、常に人脈探しをしている方をよくお見かけします。
しかし、人脈というのは結果を出す事で自然と形成されるものですし、
そうやって自然と形成された人脈は信頼関係の上に成り立った確かな人脈となります。

異業種交流会に積極的に参加して、横のつながりを増やす活動も良いのですが、
一度合って名刺を交換しLINEを交換した程度の仲を人脈といえるでしょうか。

高収入を得られるネイリストを目指すのであれば、まずは自分の実力を高める事が先であると考え
日々努力する事が大切なプロセスになるでしょう。

ネイリストという職業は、手に職をつけられる職業の中でも夢のある職業です。
まずは自分のネイリストとしてのビジョンを明確にし、是非頑張ってください!
応援しています。

毎日ネイル
ネイリストの仕事や働き方|サロン・出張ネイリスト、プライベートサロンなど | 毎日ネイル ネイリストの仕事とは ネイリストの仕事・働き方は、さまざまです。 働き方としても、ネイルサロン勤務、ネイルスクール講師、出張ネイリスト、プライベートネイルサロン、...
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